2つの言語

以前に放送された『林先生が驚く初耳学』は、

幼児期の英語教育に関してのものでした。

 

林先生の意見によると、「東大出身で子供に

早期英語教育をやらせている親に会ったことが

ない」そうです。

 

林先生によると「語学はアプリ」でアプリを

動かすスペックを上げておくことによって

アプリが簡単に入る頭になるということでした。

 

もちろん、これは林先生の意見ですので、

賛否はあると思います。

 

ここで考えて頂きたいことあります。

語学には以下の2つの言語があるという

ことです。

 

思考(脳内)の言語

伝達(声)の言語

 

英語で話すにしても思考まで英語でやらずに、

日本語で考えて英語で話すとするならば、

思考の方がしっかりしていなければ

伝えることができないということ。

 

英語を話すことが目的なのか?

英語で話すことが目的なのか?

そして、英語で話すのであれば

英語で何を話すのか?といった内容が

大切になって来るということです。

 

ですから、話す内容を自分で考えて

いかなければならず、そこがしっかり

していなければ通訳はAIで代行されて

しまう…

 

ということは、林先生が言っていたことは、

幼児期に英語で話せる「思考力」を

培っておけば意外と簡単に語学というアプリは

入るということなのではないでしょうか。

 

つまり思考力を鍛える訓練をしなければ

ならないということです。

 

 

「隠れている主語は誰?」

「どう思っているの?」

「どう、まとめればいいの?」など、

答えを簡単に言わずに、ヒントを与えて

思考力を身に付けて行くことが必要です。

 

言葉の力が増えることを願って。