1. 音読をして音で文を覚える
まずは自分で文を声に出して読んでみましょう。
ただ字を眺めるのではなく、声に出すことが重要です。
黙読では意味が取れなかったり、
文型が頭に入ってこなかったり、
単語が覚えにくくなってしまいます。
2. 音声CDまたは先生の音読から英文を書く
音を聞いてスペルを想像しながら英文を書いてみましょう。
重要なのはスペルを最初に練習しないことです。
スペルを練習しなくても最初に音読をして文章を覚えたことで
意外と書けるようになっています。
それで英語の苦手意識はかなり解消されます。
3. スペルを間違った単語をなぜ間違ったのか確認する
想像して書いたスペルが間違っていたら、
なぜ間違ったかを確認しましょう。
正確な発音ができるのであれば、
ひとつの発音に対して対応するスペルは
2~3種類しかありません。
1種類でないのが日本語のひらがなやカタカナと違うところで、
ひらがなやカタカナに比べれば難しいのですが、
慣れてくればスペルは非常に覚えやすくなります。
4. 日本語訳をし、それから英訳する
日本語に訳しにくい場合は、
教科書の例文解説等を見て訳を考えるようにしましょう。
英単語の意味とスペルはこの時点で
しっかり覚えるようにしましょう。
文から切り離された単語は覚えにくいし、
定着しにくいので、
文と共に覚える習慣をつけるようにしましょう。
英訳するとき、文法を使って英文を作るのではなく、
あくまでも音で覚えた英文をスペルに直すように
心がけましょう。
5. 文法問題を解き、文法的な理解を定着させる
英訳を文法に頼らずに行えるようになった後で
文法問題を解くと文法問題を解くのが
簡単であることが実感できます。
文法の理解に重点を置くより、
文型を覚えておくほうが問題を簡単に解けるのです。
6. 文法の基本例文を暗記する
問題集を解くことだけでは文法の定着になりません!
単元ごとにある基本例文を暗記することが
文法の最終段階になります。
理解は定着しにくいのですが、
音で覚えた文は理屈抜きに長く定着します。
7. もう一度教科書を音読して定着を図る
すべてわかった上で教科書を音読して、
なかば暗記するくらいに音読を繰り返し、
教科書理解を定着させます。
☆上手な英語のノートの取り方(学校の授業ノート)
学校の予習として、英文を書いて、単語調べをしておきましょう。
①教科書の英文を書き写す
②英文の下に日本語訳を記入する
③新出単語とその意味を書く
④文法事項など授業中に先生が板書したことを書き写す
無暗に単語を書いても覚えられません。
しっかりとした学習法で定着させてくださいね。