最近、お陰様で小学生の体験や入塾も増えて
参りました。本当に古庄進学塾に通ってくだ
さっている皆さまのお蔭であります。
改めて心よりお礼を申し上げます。
そして、小学生たちも俊英揃いで、
頼もしい限りです。
この俊英たちを、中学生になってから、
本物の俊英にするのは、ズバリ『国語力』です!
計算はできる!できる!
しかし、
「501円があります。
100円は何枚ありますか。
10円は何枚ありますか。
1円を何枚ありますか。
文字で書いて答えなさい。」の問題で、
「100円は5枚。
1円は1枚。
10円はなんて書けばいいの?」と聞かれました。
確かに何枚とあると、
困ってしまいますよね。
だって0枚だから。
0枚という言葉感覚なのです。
繰り返しますが、計算はく○んのお蔭で、
力をついています。
ですが、算数言葉を知らないのが現状です。
例えば、
「ゾウが1匹、ねずみが100匹います。」
「どちらが大きいですか?」と問題があるとします。
ゾウとねずみの身長・重量は書いておりません。
書いてあれば計算をすればよいのですが。
さて、子どもたちはどう考えるでしょうか?
「大きい」とは何か?
ねずみ100匹を縦に並べて、
「ゾウより身長が高くなるから、
ねずみ100匹のほうが大きい!」となるか!
「やっぱり像の重量のほうが重いから、
ゾウのほうが大きい!」となるか!
「大きい」という表現だけでも、
人は自分勝手に解釈するものなのです。
算数言葉としてはあまり良い例ではなかったのですが、
私たちも自分が見たいようにしか、
世の中のことを見ていません。
ましてや子どもたちなら余計です。
以前、本屋さんにはベストセラーになった
『マンガでわかる!
10才までに覚えたい言葉1000』があり、
校舎にも置いてありましたが、今はありません。
↓
『10才までに覚えたい言葉1000』
厳密に言えば、時間がないのです。
それより、毎日接しているお母様たちが、
お読みになり、お母様たちが表現力を増やして、
お子さまと会話をするほうが早いのです。
そうすればお子さまの語彙力が増えますよ。
そして詰問ではなく、
質問と言うか話題を広げてあげて、
「今日は学校で何を覚えたの?」
「割り算の筆算だよ。」
「そう!どうだった?」
「難しかった。」
「どんなところが?」
と言った感じで、
会話を広げ言葉数を増やしてあげてくださいね。