「算数が得意!」「国語が苦手!」「体育しか自信ない!」と、
自分を評価している子どもや大人が多いですが、
それってただの思い込みなんです。
え〜〜!何言ってるの
だってその評価は、誰かと、もしくは他と
比べているだけでしょ?
100点取れたから得意、40点しか取れなかったから
不得意って思っているかもしれませんね。
でも、いつも20点取しか取れていなかった教科が
40点取れるようになったら、得意になってきたって思いませんか?
比べるべきは『昨日の自分』です。
結果が悪かったりすると、ついつい親は無意識のうちに、
兄弟やお友達、全体の平均と比べてしまいがちです。
もしかしたら、競争意識を持たせヤル気を出させようと
する為に掛けた言葉かもしれませんね。
ですが、絶対的存在のお母さんやお父さんに
そんな風に言われてしまうと、子どもは劣等感を持ったり、
好き嫌いが多くなったりしてしまいます。
やがて自分自身にマインドコントロールをかけ
「自分には苦手・・・自分には無理・・・」とやる前から
諦める子になってしまいます。
それよりも、今までの自分と比べてどうだったかを
お子さんが考えるきっかけを与えてあげてください。
子どもを心配するがあまり、子どもを想うがあまり、
子どもにちゃんと成長して欲しいと思うがあまり、
ついつい小言が多くなってしまいがちですが、
是非まずはお母さん達が、昨日の自分より
成長できた自分を感じる声掛けをしてあげてください