皆さんは、国語力って知っていますか?
色々な意味がありますが簡単に表現すると
“文章を正しく読んで理解する力”、といった感じです。
この国語力は全ての土台になっています。
『国語力をつけるために読書をしたほうがいい!』
という話を、聞いたことがあるでしょうか?
それはその通り!なのですが、実はこれには
1つ問題があります。
【読書をしても国語力があがらない子】
ある程度の国語力がある子は、読書をすると効果があります。
数をこなせば、どんどん国語力が向上していく事でしょう。
しかし!
残念ながら、現時点で国語力がない子は、
読書をしても国語力がないので読書ができないのです。
もしくは読書を楽しめないのです。
読書をするには、読解力が必要ですからね。
文章の内容を読み取るチカラが必要なのです。
読解力は、学年にあまり関係がありません。
漢字や文法は学年で習う範囲がありますが、
読解力は小学生だろうが、高校生だろうが
あまり関係がないのです。
中学生で国語の成績が良くない子は、
読書をすすめるよりも、中学受験レベルの
問題を解く方が効果的です。
また、学校の授業をどれだけ真剣に
聞けるかがポイントでもあります。
国語力がない=読解力がない子は、
授業を理解する事も大変です。
まずは、先生の話を真剣に集中して
聞けるようになりましょう。そして、
国語は授業をしっかりと聞き、ワークを
解いていくことが中間、期末テストで
得点する鍵になっていきます。
この読解力が付くと、他の教科の成績も伸びていきます。
国語は他の教科の基礎になる教科です。
もしかしたら、アナタのお子さんが
つまずいている所は暗記ではなく読解力かもしれません。
是非早めの対策をオススメします。