今日は先週の続きで、
勉強量の増やし方についてお伝えいたします。
まず始めに勉強量の公式は、
「勉強量=1日にできる時間×日数」です!
当たり前ですが、
テストまでの勉強量を増やすには、
●1日に勉強する時間を増やす
●勉強する日数を増やす
のどちらかしかありません。
まずはこれを意識してください。
最終的には、
2つとも増やして欲しいのですが、
最初はどちらか一つを増やすのがおすすめです。
では、最初に増やすのは、
●1日にできる時間
●勉強をする日数
どちらだと思いますか?
正解は『勉強をする日数』です!
私の経験上、
最初は日数を増やさせたほうが
成績は伸びやすいです。
これはどうしてかと言うと、
1日にできる勉強時間を増やすためには、
今やっていることの何かを
削らないといけないので、
大きなストレスになるからです。
例えば、
7時 起床
8時 登校
18時 帰宅
19時 夕食
20時 テレビ
21時 勉強(1時間)
22時 就寝
という子どもがいたとします。
1日にしている勉強時間は、
21時から22時までの1時間です。
仮にこの子が、
1日に行う勉強時間を
増やそうと思った場合、
・睡眠時間を削る
・テレビを見る時間を削る
・部活を止めて帰宅時間を早くする
のどれかしかありません。
これらは全て、非常にストレスになります。
だから、相当成績を上げたい!っていう
強い気持ちがない限り、
絶対に挫折します。
だから、1日の勉強量を増やすのは、
最初にすべきことではありません。
少し成績が伸び始めて、
やる気が出てきたところで、
この方法を使ったほうが良いです。
最初に行うべきは、
勉強する日数を増やすことです
今までテストの3日前から
勉強していた子であれば、
テストの5日前から勉強させてみる。
今までテストの2週間前から
勉強していた子であれば、
2週間+2日前から勉強させてみる。
こんな感じで2日くらい
勉強を始める日にちを前倒しします。
これだとそれほど
ストレスにならないので、
意外と簡単に勉強量を増やせます。
この夏休み、
もし塾に通っていなければ、
挑戦してみて下さい。