休日の塾開放

「先生、明日は塾何時から開いていますか?」

「家じゃ集中できないから、塾で勉強したいんです!」

 

この言葉を聞いたとき、

私は飛び上るほど嬉しかったです♪

 

この言葉は一月半程前、

今年の春に転塾して来た

勉強が苦手な生徒から出た言葉です。

 

定期テスト1ヶ月と1週間前から前から、

毎日通わせて学習をさせているのですが、

最初は嫌々でしたが、

今は別人のように活き活きと学習をしています。

 

そして、冒頭の言葉です!

 

ただし、古庄進学塾では、

ただ期末ドカンと言って生徒を呼んでいる

わけではありません。

 

保護者様は休日塾開放と聞いて、

とても良いサービスだと思い

お子様を塾に行かせるケースが多いかと思います。

 

今春、古庄進学塾に転塾をして来た保護者様からも、

そのような話しを聞きました。

 

しかし、そこに大きな問題が隠れているのです!

 

それは、本当に自力で勉強を進められる生徒は、

150点以上の生徒なのです。

 

家にいるよりは、塾なら勉強するだろうと願っている

かと思いますが、

そもそも自分で問題が解けません。

その結果どうなるかと言うと…

 

問題が解けずつまらなくなり、

やる気が無くなってくるのです。

 

またまた、その結果どうなるかと言うと…

塾の先生に怒鳴られ「やる気が無いなら帰れ!」

と怒られる!です。

 

またまたまた、その結果どうなるかと言うと…

せっかく少しのやる気を振り絞って来たのに、

塾の先生に怒られたことによって、

やる気を無くすのです!

 

本末転倒だとは思いませんか?

このような塾は、実はたくさんあるのです。

 

では、古庄進学塾では自習室をどう活用して

いるのかと言うと、まずは、保護者様より

生徒を守る場として活用しております。

テスト前になり、家にいると母親から「勉強しなさい!」と、一番言ってほしくない最大のマイナス言葉を

浴びせられます(笑)

 

その言葉を避けるために、

塾に来て勉強をしてもらいます。

古庄進学塾に来てまで「勉強しろ!」とは言われません。

それをするために来たのですから。

 

次に、自学自習できる流れをつくってあげます。

学習の進め方が分からない生徒に、

室に放り投げ勝手に進めさせるのは、

無理だと思います。

よって、「この時間は、計算問題をやろう!」

「次の時間は、地理を暗記しよう!出来ない問題は

チャックをして、授業の時に聞いて、出来る問題から

進めていこう!」等と伝えます。

 

「それは自学自習室じゃない!」と言われるかも

しれませんが、まず自学出来るように

したければ、自学を出来るようにさせなければ

ならないのです。

 

このポイントで手を抜くから、

自学自習室が仮眠室か談話室となってしまうのです(笑)

 

この初動をしっかりとしてあげられれば、

冒頭の生徒のような言葉が出てくるのです☆

 

そして、やがては古庄進学塾の生徒のように、

自立して学習が出来る状態になるのです。

 

『自習室無料開放』などと書いてある塾を見かけますが、

この無料の中にも教育の機会が、たくさんあるのです。

生徒と接する全ての時間を有効に活用すべきなのです。