気持ちを込める

テストが近づいてくると、

生徒からよく「どの教材はいいですか?」

と聞かれます。また、「本屋で買うとしたら、

どんなテキストがいいですか?」とも聞かれます。

 

私は、ある一定の返答はしますが、

本心は違うので、その事も伝えます。

 

『大使閣下の料理人』というマンガがあります。

その主人公は、もちろん料理にこだわりがあります。

しかし、そのこだわりは最高の食材を調理するのではなく、

気持ちがこもった料理を届けることです。

 

次のようなセリフがあります。

「最高の食材を使っていても

 気持ちがこもっていない

 スカスカの料理よりも

 ありふれた食材だけど気持ちのいっぱい

 こもっている料理の方がいいと思います。」

 

どんな教材も作成をした方は、

真剣に作成しています。

 

有名な小学生がよく通っている計算を主体にした塾がありますよね。

あの塾は、ご自身のお子様の学習能力が低いのを憂いて、

あのような反復方式を用いたのが始まりだそうです。

 

だから世の中にある教材は、

その子その子に合わせて使用すべきであり、

良い悪いの結果は、使用している我々塾側の問題でもあり、

それを真剣に解かない生徒の責任でもあるのです。

 

だから、「この教材はダメ、あの教材もダメだった!」と買い替えをし、

「この塾はダメ、あの塾はダメ!」と転塾を繰り返すのです。

 

2018年度、最初の定期テスト!

今、使っている教材と、今、通っている塾で気持ちを込めて学習してみて下さい。

必ず好転します。