文科省は2つ目の学力として「思考力・判断力・表現力」
と定義し、それをより一層重視する試験を用意してきます。
今までのセンター試験は廃止され、記述式や、コンピュータを使って受験するシステム、そして科目の枠を超えた総合型の試験が検討されています。
そして3つ目の学力として「主体性・多様性・協働性」
と名付けられているものが想定されます。
具体的にいうと次の様なことだと思われます。
その生徒が「知りたい!」「やりたい!」と思っていることは何なのか。
研究したいテーマや、将来、就きたい仕事は何なのか。
将来の目標に対して今までどんなチャレンジをしてきたのか。
リーダーシップやフォロワーシップを発揮したことがあるか。
自分の資質をどのように社会に役立てようとしているのか。
つましその生徒のビジョン・意欲・経験を、学力として測り評価するのです。
面接・プレゼンテーション・志望理由書の作成といった、就職試験にも似た方式が検討されています。(Ⅲへ)