あなたもモンスターペアレント?|自覚がない親と
子どもの悲劇
失恋しました。
何日も食事が喉を通らず、体から力が出ないので、
家に引きこもっていました。
そんな経験はありませんか?
本で読んだり、人から聞いただけではわからない、
生の体験。そういうことを経験することで、人は
強くなり、優しくもなっていくんじゃないかなと
思っています。
子どもが失敗しないようにレールを敷いてあげ、
何かあるとすぐに助けてしまう親が増えています。
最近では、モンスターペアレンツの上を行く、ヘリ
コプターペアレンツ(特常に子どもの周囲にいて様々な
ことに世話を焼く親)や、もっとその上を行くスノー
プラウ(除雪車)ペアレンツ(子どもの人生において
乗り越えないといけない問題や障害を先に取り除いて
しまう親)も増えてきていると言われていますもんね。
きっと彼らの大半は、自覚していません。
だって、子どものためですもん。
親としての責任だと思ってやっている。
しかし、これを繰り返していくと、子どもは生きる力
をなくしてしまいます。
それだけではなく、子どもが誰かの気持ちを共感して
言葉をかけてあげることもできなくなっていき、人と
のコミュニケーションが上手く取れなくなっていき、
人間関係を築いていきにくくなってしまうのではな
いでしょうか?
失恋したことないお母さんが、子どもが失恋した時、
何と言ってあげますか?本当にその気持ちに共感して
寄り添うことができますか?
優しさ、そして強さを育てたいなら、挫折を経験するっ
て何よりも大事なことなんじゃないかと思います。
私も、高校時代に勉強で学年ビリを経験しました。
大学受験に数回失敗し、絶望から死を考えた事が有り
ました。
社会人になってからも、あることが原因で、どうしたら
苦しまなくてこの世から消えられるかを真剣に考えた
こともあります。
そういうことを乗り越えてきたからこそ、子どもたち
に伝えたいと思ったんです。
勉強だって、苦手とか嫌だなとかそういう気持ちを乗り
越えてできるようになることこそ、経験してほしい。
子どもたちは壁がない人生なんて望んでいないんです。
どんな壁でも乗り越えられる強さがほしいだけなんです。
壁は乗り越えた瞬間、自分を守る砦となる!!!